こんにちは。


PMP試験対策講師をしているPMP Masterです。


PMP試験問題資料室として、試験対策に活用ください。


今回はPMO(Project Management office)についてまとめました。


PMOについては、こちらもどうぞ➡️Project Management Officeの解説




PMBOKガイドにに記載されているPMOとは?⬇︎

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Rita本に記載されているPMOとは?⬇︎
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Rita本⇒PMP Exam Prep: Accelerated Learning to Pass the Project Management Professional (PMP) Exam



PMOとはPMBOKガイド的に言いますと・・・


プロジェクトに関連したガバナンス・プロセスを標準化し、資源、方法論、ツールおよび技法の共有を促進するマネジメント構造

です。


ガバナンスとは、会社・組織において、100%実行する予定のアクション・方針の事です。


まあ、簡単に言いますと、PMOがプロジェクトチームに会社・組織の方針に従ってもらうように働きかける事です。


そのために、いくつもあるプロジェクトチームがバラバラに動かないように、ルールを作り、テンプレートを用意し、プロジェクトチームにそれらの使用を遵守させるのが、PMOです。


PMBOKで説明されているPMOは以下の3つです。

  • 支援型
  • コントロール型
  • 指揮型

各PMOの違いや役割についてみていきます。

支援型PMO

支援型PMOとは、実際のプロジェクトに対しての支援を中心に活動する役割と定義されています。

プロジェクトへの支援は、さまざまな形態がありますが、PMBOKでは下記の具体的があげられいます。

〈PMOによる支援〉

  • テンプレート
  • ベストプラクティス
  • トレーニング
  • 他のプロジェクトの情報や教訓へのアクセスを提示
プロジェクト経験が豊富な組織において、とても有効なのが、"組織のプロセス資産を共有し、各プロジェクトに活かす事"提供します」です。

ほとんどのプロジェクトチームは、自分のプロジェクトやチームのことしか見ることが出来ないので(他チームや過去のプロジェクトを参照できるのは、有能なPMです)、PMOが情報を纏めて提供してあげると効果的なのでしょうね!

PMOに求められる「トレーニング」は、プロジェクトマネージャに対して組織的な教育も行います。
ですので、PMOに求められる能力は、ハッキリ言いまして、ハイレベルです!

管理型PMO

管理型PMOは、支援型PMOの支援に加えて、プロジェクトのコンプライアンスを要求する組織と定義されています。

コンプライアンスとは、遵守を意味します。

組織のプロジェクトマネジメントプロセスに従っているかを、きちんと確認するのが、管理型PMOです!

例えば、PMOが作成して、組織で活用する事になったテンプレート使用を遵守しているか?などです。

PMBOKでは、コンプライアンスの遵守について、具体的な例で記載があります⬇︎

  • プロジェクトマネジメントの枠組みまたは方法論の採用
  • 特定のテンプレート、フォームおよびツールの採用
  • ガバナンスの取組みへの適合性

指揮型PMO

さて、最後の指揮型PMOは、「PMO部門が直接プロジェクトを指揮」します。

管理型PMOよりも強い権限で、完全にプロジェクトをリードします。


1)プロジェクトマネージャーが新人すぎてプロジェクトを回せない状況。

2)PMOからプロジェクトマネジャーが任命される。

1か2のような場合に、指揮型PMOにお目にかかることが出来るかも知れません。

以上、PMOについてまとめてみました。PMP試験対策に活用いただければ幸いです。

より実践的なPMP試験対策ブログは、こちらから➡️PMP試験対策ブログ PMOのPMP試験問題解説


もちろん、PMOについてもより実践的なPMP試験対策記事となっております。



過去のPMP試験に関する記事はこちらから読むことが出来ます↓


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前回のPMP試験に関する記事はこちらから読むことが出来ます。


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